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とむじぇり通信

今年度第1回目のとむじぇり専攻医/指導医対象のオンライン臨床研究勉強会を4月27日に行いました。
本日のテーマは文献検索!大学総合診療科の北啓一朗先生より文献検索の意義・方法論について多方面からレクチャーいただきました。後半は、今度の学会で症例発表予定の専攻医戸田先生の発表に関する臨床疑問を、みんなで一斉文献検索!その後、各自の検索過程、見つかった論文を共有してお互いのTipsを学ぶことができました。

とやま総合診療プログラムでは、今後も、プログラム内外の先生、また、大学のリサーチ・ミーティングや各サイトと連携しながら、臨床研究について学べる場を提供していきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。(指導医 黒田萌)

今年度最初のPF勉強会が開催されました!
新年度一回目のコアレクチャーは、「患者中心の医療」でした。
患者中心の医療とは「医療者が患者の思いやその背景を十分に理解し、患者も医師の説明を十分に理解した上で、共に現在の健康問題の解決に向けて協働していくというモデル。」と説明できます。
レクチャー内で、患者の要望を一方的に受け入れる商業的なモデルでもなく、接遇のあり方でもない、共通の理解基盤を探るためのプロセスであると説明されていたことはとても良かったと思います。
質疑応答では、三次救急も受け入れるような大病院から、中小病院、診療所などのフィールドの違いでこのモデルの運用にどのような違いが生まれるのか、議論がありました。やはり大病院クラスだとこういったモデルを使っての介入が時間的に難しいと発表者の先生の意見がありました。
PF発表は3例の発表がありました。私は「人生の最終段階におけるケア」の発表に参加しました。このポートフォリオでは、人生の最終段階の判断や、ACPがキーワードになります。本文ではそれがわかる記載になっているかどうか、について建設的な意見が交わされました。発表者の先生もよい臨床経験をしていたと思います。
今回は新専攻医の先生や新たなスタッフ、臨床研修医、他プログラムのオブザーバーも参加してくれ、大変盛り上がった会になりました。次回の発表会は学会直前の5月10日で、コアレクチャーは「家族志向のケア」です。
PF発表会は月1回の定期開催です。外部の方の参加者も受け付けていますので、お気軽に参加下さいね!

この度私たち、とむじぇり(とやま総診)のロゴ、ホームページをリニューアル致しました!
それに伴い、こちらのブログも「とむじぇり通信」と名を改め、勉強会情報や開催報告、コラムなどを配信していきたいと思っています。

 

新ロゴ、ホームページは富山県出身のデザイナー、河本有香さんにデザインしていただきました。
河本さんはキリンビール株式会社のデザイン、ブランディングに携わる他、参加型インスタレーション「knowledge forest」を国内外で開催するなどアーティスト、デザイナーとしても活躍しておられます。

 

新ロゴ、ホームページは私たちとむじぇりメンバーのありたい姿を、オレンジのチームカラーはそのままに、ひかりをテーマに表現しました。一人一人、だれもが持つひかりを温かく育てたい、人々のひかりによって自分も成長していきたい、そんなひかりの集まるこのまちで、まちに生きる人々と共に在りたいという思いが詰まっています。
是非とむじぇりのページをご覧ください!

5/23と7/4の18:30-19:00にプログラム説明会を実施します(2つとも同じ内容です)

大学総合診療科 及び zoomでのハイブリッド開催となります!

私たちの専攻研修プログラムの概要の説明と、総合診療医たちとの交流・質問大会という内容です。

ちょっとでもご興味ある方は、ぜひお気軽にご参加ください。お待ちしています!

申し込みはこちらから、

https://forms.gle/VR8CWhfM4t3DpUhG7

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