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とむじぇり通信

月例勉強会

4月のPF勉強会が開催されました!

今年度最初のPF勉強会が開催されました!
新年度一回目のコアレクチャーは、「患者中心の医療」でした。
患者中心の医療とは「医療者が患者の思いやその背景を十分に理解し、患者も医師の説明を十分に理解した上で、共に現在の健康問題の解決に向けて協働していくというモデル。」と説明できます。
レクチャー内で、患者の要望を一方的に受け入れる商業的なモデルでもなく、接遇のあり方でもない、共通の理解基盤を探るためのプロセスであると説明されていたことはとても良かったと思います。
質疑応答では、三次救急も受け入れるような大病院から、中小病院、診療所などのフィールドの違いでこのモデルの運用にどのような違いが生まれるのか、議論がありました。やはり大病院クラスだとこういったモデルを使っての介入が時間的に難しいと発表者の先生の意見がありました。
PF発表は3例の発表がありました。私は「人生の最終段階におけるケア」の発表に参加しました。このポートフォリオでは、人生の最終段階の判断や、ACPがキーワードになります。本文ではそれがわかる記載になっているかどうか、について建設的な意見が交わされました。発表者の先生もよい臨床経験をしていたと思います。
今回は新専攻医の先生や新たなスタッフ、臨床研修医、他プログラムのオブザーバーも参加してくれ、大変盛り上がった会になりました。次回の発表会は学会直前の5月10日で、コアレクチャーは「家族志向のケア」です。
PF発表会は月1回の定期開催です。外部の方の参加者も受け付けていますので、お気軽に参加下さいね!

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