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とむじぇり通信

今年度2回目となる5月度のPF勉強会がオンライン開催されました!
今回のレクチャーテーマは、「家族志向のケア」でした。
家族志向型ケアの原則などの基本的な内容から、実際に実践ですぐに生かせる技術やツールの紹介まで、どの世代の専攻医にも勉強になる内容であったのではないかなと思います。当プログラム指導医の清水洋介先生が書かれた記事も紹介され、1人1人の専攻医が自分でさらに学びを深めてくれることを期待しています。
後半はいくつかのグループに分かれて、専攻医のPF発表を行いました。未分化な健康問題やリハビリテーションなどが領域として取り上げられていました。議論は各チームとも盛り上がったようです。
次回、6月14日のPF勉強会は富山大学で現地開催です!オフラインだからこその空気感を楽しめる場になるよう、専攻医と共に企画頑張ります!
(指導医 渡辺一海)

今年度最初のPF勉強会が開催されました!
新年度一回目のコアレクチャーは、「患者中心の医療」でした。
患者中心の医療とは「医療者が患者の思いやその背景を十分に理解し、患者も医師の説明を十分に理解した上で、共に現在の健康問題の解決に向けて協働していくというモデル。」と説明できます。
レクチャー内で、患者の要望を一方的に受け入れる商業的なモデルでもなく、接遇のあり方でもない、共通の理解基盤を探るためのプロセスであると説明されていたことはとても良かったと思います。
質疑応答では、三次救急も受け入れるような大病院から、中小病院、診療所などのフィールドの違いでこのモデルの運用にどのような違いが生まれるのか、議論がありました。やはり大病院クラスだとこういったモデルを使っての介入が時間的に難しいと発表者の先生の意見がありました。
PF発表は3例の発表がありました。私は「人生の最終段階におけるケア」の発表に参加しました。このポートフォリオでは、人生の最終段階の判断や、ACPがキーワードになります。本文ではそれがわかる記載になっているかどうか、について建設的な意見が交わされました。発表者の先生もよい臨床経験をしていたと思います。
今回は新専攻医の先生や新たなスタッフ、臨床研修医、他プログラムのオブザーバーも参加してくれ、大変盛り上がった会になりました。次回の発表会は学会直前の5月10日で、コアレクチャーは「家族志向のケア」です。
PF発表会は月1回の定期開催です。外部の方の参加者も受け付けていますので、お気軽に参加下さいね!

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