今年度第4回目となる、とむじぇり専攻医/指導医対象のオンライン臨床研究勉強会を10月31日に行いました。
本日は横浜市立大学の金子惇先生をお招きし、「サーベイ研究」についてお話しいただきました。
サーベイ研究、すなわちアンケートを取ってその結果を解析して世に広める・・・
身軽なようにも聞こえますが、データとして意義のあるものにするために
何が重要かをワークショップを交えながらお話いただきました。
エビデンスに裏付けされた質問を練ること、
また対象群を明確にしたサンプリングを行い、適切な尺度を用いることなど、
アンケートの準備について体系的に学ぶのは初めての参加者の方々も
多かったのではと思います。
また、現在富山総合診療プログラムでは、PBRN (Practice-Based Research Network)の活動として
アンケート調査企画について立案中です。
金子先生からも、ご自身の沖縄離島診療所群でPBRNを立ち上げた際のご経験や
柔軟に継続していくポイントなどをご共有いただきました。
今回もあっという間の1時間半で、充実の内容となりました。
金子先生、お忙しい中ありがとうございました!