今年度第3回目となる、とむじぇり専攻医/指導医対象のオンライン臨床研究勉強会を8月31日に行いました。
今回はとむじぇり専攻医・指導医の中で研究ネタを温め中の先生方に、
その内容をご発表いただき、より良い研究デザインとしていくためのディスカッションをする「研究のタネ発表会」でした!
ご登壇いただいたのは
専攻医の並河大器先生、刑部仁美先生
指導医の齊藤麻由子先生
の3名です。
並河先生は昨年もご発表いただきパイロットスタディを終えたばかり。
本研究に向けた新たな計画をご共有いただきました。
刑部先生からは日常診療の振り返りを基にした診療の質改善プロジェクト、
齊藤先生は長年関わっておられる地域での活動にヒントを得た研究のタネをご発表いただきました。
日常の診療、活動の中での疑問や改善点をリサーチクエスチョンに発展させ
さらに具体的な研究計画に落とし込んでいくのは短くはない道のりです。
が、プログラムで複数の先生方とディスカッションを深めることでさらに
「自分は何が知りたいのか」「社会に何が必要か」と考えていく過程はとても実りのある時間となりました。
今回ご発表いただいた先生方にはまた今年度を通して計画を練り上げていただく予定です。
とやま総合診療プログラムでは、今後も、プログラム内外の先生、また、大学のリサーチ・ミーティングや各サイトと連携しながら、臨床研究について学べる場を提供していきたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。(指導医 黒田萌)