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とむじぇり通信

臨床研究勉強会

令和5年度第6回目の研究勉強会を開催しました!

今年度第6回目となる、とむじぇり専攻医/指導医対象のオンライン臨床研究勉強会を2月27日に行いました。
今回は研究計画書発表会と題して、発表者の先生方が約1年間練られてきたプロジェクトについての総括を行う会でした。
アドバイザーとして横浜市立大学の金子惇先生にもご登壇いただき、今回も診療ガイドラインから研究手法、パラダイムなどなど、幅広い分野について多くの示唆に富むご指導をいただくことができました。

専攻医の刑部仁美先生からは診療の質改善プロジェクトについてご発表いただきました。
すでに始動しているプロジェクトであり、進捗報告と今後の総括の方法について意見交換を行いました。
刑部先生が考案された電子カルテ画像の例も見せていただき、それぞれの診療の話も交えながら熱いディスカッションが行われました。

指導医の齊藤麻由子先生のご発表は高齢者施設における質的研究についてでした。
疑問に思っていることをリサーチクエスチョンに変換する難しさについてもお話くださりました。
また、質的研究における手法の選択について、プログラムの北啓一朗先生より資料を供覧いただきながら皆で再度学ぶことができ、こちらも非常に重要な時間となりました。

来年度で4年目を迎える研究勉強会。
研究をやってみたいと思う方のサポートはもちろん、日々の臨床疑問をリサーチクエスチョンに発展させる力を養い、皆さんの診療の質が上がることを目的としています。

来年度の勉強会のトピックも思案中ですのでお楽しみにお待ちください!

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