CIGM
病気を診る 治す だけじゃない ソウシン わたしたちの総合診療/家庭医療専攻研修プログラムの考え方について、ご紹介します。

私たちが描く未来

それぞれの視点

総合診療医としての、私のありたい姿

  • 「多様なロールモデルに囲まれて
    成長していきたい」

    治療者ではなく、伴走者として、医学的・心理社会的な視点で包括的に診療する総合診療医にあこがれて富山に来ました。ここには10人いたら10通りの総合診療医がいて、いいとこどりをしながら、自分なりの医師像を模索中です。また、自分の家族ができる経験をして、患者さんと家族の相互の影響や日々の生活に対してより想像を膨らませるようになりました。これから起こる人生のイベントも、診療の糧にして、成長し続けていきたいです。(刑部 仁美)

  • 「地域で患者さんの人生に関わる」

    地域の中核病院で内科医として外来・入院管理を行いながら、多職種と協力しながら在宅診療・在宅看取りも行なっています。また、地域住民や保健師さんなどとも協力して予防活動や住民教育にも取り組んでいます。最近では小中学生に対して「いのちの授業」もさせていただき、今後の高齢化社会において住民が医療介護に関われるようなサポートをしています。患者さんの人生の1ピースになれればと思いながら日々仕事をしています。(河合 皓太)

  • 「地域との温かな
    つながりを深めたい」

    世界遺産の合掌造り、謡い継がれる民謡、食文化、、、古くからの暮らしが残る五箇山で、診療所勤務をしています。目の前にいる患者の生活を想像しながら診療する毎日です。
    患者や住民も同様に、子育て中の私の暮らしを気にかけてくれます。ここに暮らす人々を支えながら、私自身も支えられています。
    ここで暮らし続けられるように、暮らしがより健康になるように、住民自身が健康について考えられるように。医療者と地域の繋がりを深めていきたいです。(高瀬 愛)